暖房用の灯油も少なくなって来ていますので時間を短縮しながらお店を開けています。ガソリンスタンドもお休みしているところが多いですからもちろんご来店のお客様もほとんどいらっしゃらないのはわかっています。まだお洋服を買おうと言う気持ちにもならないと思いますしね。でもあの停電の夜は本当に暗くて不安だったので街に灯りがついているだけでも気持ちが落ち着きます。被災地には縫製工場もたくさんあります。復旧するまでにはまだまだ時間のかかることと思いますがうちみたいな小さいお店でも休まず続けていくことで工場さんの再開にむけての力になればと思います。そして本当に小さくても経済効果の支えになればと。地震の影響でご主人が入院されたお客様が付き添いの帰りに立ち寄られてちょっとお話しされて帰られました。「ちょっと話したら気持ちが楽になったわ」とおっしゃって下さいました。お店を開けていて良かったなと思いました。他のお客様はご親戚のかたが被災され応援に行くのだと言うこと。そういうかたのためにももうしばらく車には乗らないでおこうと思いました。それから、灯油を使い過ぎないようにヒーターの設定温度を下げていたり控えていたりというかたもいらっしゃると思います。そういうときはウールのものを身につけると暖かいですよ。ウールやモヘヤ、カシミアなどの毛の物。セーターやカーディガン、靴下だって役に立ちます。お家にいるときでも首を暖めておくと寒くないのでストールを巻いているのもいいですよ。