こんな瓶が家にあったなら
グラマラスな土偶
顔の意味するものは?
夏休み、息子が県の埋蔵文化センター主催の「どきどきわくわく縄文体験」というイベントに参加すると言うので送迎をするついでに展示室を覗いてみました。博物館などに比べれば本当に小さな展示室なのですが、縄文時代のものはちょっと感動しました。特に縄文早期から土器などに貝殻や縄で模様を複雑に付けたり、器として使うだけなら装飾的なものなどなにもいらないと思うのですが、こんな土器が暮らしのなかにあるなんてなんだかおしゃれ。ほかにもとってもグラマラスな土偶、土偶に女性が使われるのは子供を生むというのが豊穣を意味するのだそうです。土偶自体も身代わり地蔵的な意味合いがあるのだとか。小さなクルミに彫刻したものはアクセサリーにしたのでしょうか?内陸の集落も海に近い集落と交流があり、海の幸山の幸を食べ果実酒を飲んでいたという説もあるそうですが、なんてグルメでおしゃれな生活!と感動してまいりました。
それにしても、人間というのは何千年も前から「飾る」ということをしてきているのですね。今日、私たちがおしゃれをしたいというのは当然の欲求なのかもしれないと確信してしまいました。