Monthly Archives: 7月 2005

渦を巻いた小さな花

お花好きなお客様からお花をいただきました。うずあじさいと言うのだそうで一つ一つの小さなお花が渦を巻いています。そのお客様とはお花の趣味が似ているのかもしれません。以前薄紫の花束に小さなひまわりをさしたのを頂いた時、薄紫のお花のなかに茄子の花が数本混じっていて感動した事がありました。

今年の春、何年も前から欲しかったツェツェの試験管が繋がっている花器をようやく手に入れました。早速お花を生けようかと思いお花屋さんへ行ったのですが、売っているのはどこもバラ、キク、カスミソウばかり。そう、冠婚葬祭用のものばかりなんです。その花器にはデコラティブなものか野の花みたいなもの(空き地の花では色気無く、野の花を求めに行く時間も無いのでお花やさん頼みというのに)かどちらかだと思っていたので未だに花器は箱の中。

雑誌でパリのレ・ミルフィーユやバティストといったお花屋さんが度々取り上げられていますが、生活感のある自分の庭に咲いている花や葉を摘んで花束にしたような感じがとても素敵。自分の生活の中にお花があるのは気分を明るくしてくれるし、お店ではお客様とも話がはずみます。苔玉でももちろん盛り上がりました。素敵なお花屋さん、知ってらっしゃるかた教えてくださいね。

綿ローンのブラウス

梅雨入りしてから気温が下がり、夜は寒いぐらい。なのに除湿をする為にエアコンをかけていたりすると体がダメージを受ける。そんな時は綿ローンのブラウス。綿の夏素材だったら、綿ボイルや麻との混紡もあるがそれはまだ先。ローンは肌に優しくて柔らかい感触。発色もなんだか優しい気分にしてくれる。洗いざらしならなおさら。

2005.07.06

お店の前のイチョウの木に小鳥が巣を作っていたらしいのです。ひなが生まれて、2、3日前からかわいらしい声が聞こえてきます。親鳥がえさを運んで来ると賑やか、元気に巣立って行ってね。大曲の駅前はちょっとのどか。

夏至を終わって思ったこと

いつもPASSOを通して、人とモノ、人と人をつなげて行きたいと思っていました。「夏至」のあとお店を訪ねてくださるかたあり、お手紙やメールをくださるかたあり、つながっていってるなあと実感しております。

がんばっている人(がんばると言う言葉は適切ではないかもしれませんが)を紹介したい。がんばっている途中の人かもしれないし、芽を出したくても不器用で出せない人かもしれない、まだ芽がでてない人かもしれない、花を咲かせてその花をいつまでもきれいに咲かせていたいとしている人かもしれない。私を応援してくれた皆さんの分私も応援してつながって行きたいと改めて思いました。