Monthly Archives: 1月 2008

ナチュラルに大人の着こなしを楽しみたい

昨夜、ジェーン・バーキンがテレビに出演していました。フランスの女性らしく(本当はイギリス出身なのだそうですけど)シンプルでシックなカジュアルでした。特に大きく開いたVネックのセーターの着こなしはなかなかです。以前から思っていたのですが、寄せて上げてでバストを作り込んでる人って多いなあって。お若いかたはそれでいいのですけど年配のかたのそれはちょっと違うんじゃあないかなあと思っていたのです。桃井かおりさんのエッセイで「年齢を重ねて来たらバストが下がってきてボタンをもう一つ開けてシャツを着ることが出来るようになった。」と書かれていたのを読んでその通り!と思ったのでした。バストポイントを下げてボタンをもう一つ開ける、若い時より深いVネック、それが嫌らしくなく出来る素敵な女性になりたいなあと思っていました。だからどちらかというとぎゅうぎゅうとファンデーションにボディーを詰め込むのは苦手。ボディーの崩れは素直に認めてナチュラルなボディーを楽しみたい、でも自然な欲望にまかせたままの食欲でメタボにならないように気をつけよう。

しぐさ

NHKの連続テレビ小説、見始めると続けて見てしまうんです。今回の「ちりとてちん」にもはまっています。先日「あらっ」と思ったシーンがありました。名人の作った輪島塗のお箸を若い落語家さんが拝見するのですが、手に取ろうとする時にちょっと思い直したふうにはめていた指輪をはずして改めて手にするのです。それは塗り箸を大切に扱うしぐさ、傷をつけないようにという心遣いだと思いました。ドラマのなかのワンシーンなんですけど実際にそういうことの出来る人を見ると良い育てられ方をしたんだなあと思うことがあります。育ちが良いというのは良い家柄に生まれたとかと言うことではなくて、そういう心配りが出来る人に育ててくれた家庭があるということじゃないかなあ。最近では「江戸しぐさ」なども注目されていますが、人に対する気配りが身についているかたは素敵だなあと思います。

春物のご紹介

今日はすごく荒れたお天気です。電車も止まってしまっているみたい。でも、このような低気圧がいくつか通り過ぎないと春が来ないんですよね。外はすごい吹雪ですけど、早くも春物が入荷してきました。show windowのコーナーでまた紹介して行きますのでご覧になってくださいね。

そろそろioを着たいね。

「そろそろioを着たいよね。」とお客様とお話しました。冬も本格的になると寒くて寒くてからだがちぢこまって固くなってしまいます。外のお天気も暗いし気分もふさぎがち。でも長いことふさいでいると今度は外に出たくなる。そういう時ってioを着たくなるのです。ioを着るとスタイルが良く見えると言われるのですが、パターンのせいか背筋が伸びてシャキンとした気分で元気が湧いてくるんです。そう言いましたらお客様も同じように感じていらっしゃいました。あるメーカーさんから頂いた年賀状のコピーが「立ち上がる日本」でした。世の中の景気も悪くて暗いニュースばかり続いていましたが、そろそろ立ち上がって背筋を伸ばして外に出たい気分になってもいいんじゃあないかなあと思っていたので「そうだよ!」って思わず言ってしまいました。今年はうちにこもって癒しだとかロハスだとかエコだとかもチマチマせずに私は地球をグリーンにする!くらいの気持ちで行こう、元気になるおしゃれをしよう、なんて考えていたら明るく元気な気持ちにしてくれそうな春物の入荷が待ち遠しくなりました。