先週、仕入れのため東京に行ってきました。大曲では朝晩は肌寒くなってきましたが、東京は３０℃を越す暑さだとか。９月に入ってなんだか夏物ではないような気がするし、秋物では暑すぎるしなかなか決まりません。それでも洋服を決め、さてバッグです。黒の大きい革のは重たいし、夏のでは季節外れのようだし、そこで手にしたのがなぜかだいぶ前に買ってよれよれになってきていたナイロンのでした。これは何度もそろそろリタイアだなと思っていたのだけどなんだか使い続けていたのです。時間も無いし、その日はすぐ帰って来なくてはいけなかったのでついついそのバッグを持って出かけてしまったのでした。
ところが、展示会場に着くと「今日はジャック・ル・コーさんがいらっしゃるんですよ。」というのではないですか！なぜこんな日に限ってよれよれのバッグを持って来てしまったんでしょう。素敵なバッグを作ってくださるご本人とお話出来たのになんだか恥ずかしくて、いつもあなたのバッグを持っているんですよとは言えませんでした。お客様にはバッグと靴には手を抜かないでと言っているのに、反省です！皆さんバッグと靴は大事ですよ。