Monthly Archives: 9月 2009

そこにあるというサービス

今朝お客様が「嫁いで着た当時と街が全然変ってしまったわよね。」と言われました。そうですよね、お店がどんどんなくなって街自体がなくなってしまった感じすらします。私はどちらかというとあまりあちらこちらと品定めをして歩くタイプでなくて信頼出来るお店があるとそこばかりになってしまうので、頼りにしていたお店がなくなるととても残念でまた次を探すまで大変なことになってしまうのです。だからいつもそこに行きつけのお店があるということは安心して買い物が出来るということ。いつもそこにあるということが最大のサービスだと思うこともあります。でも自分でお店を開いてみると続けていくことはとても大変なことです。それでもPASSOに行けば何かあるとお客様がお出かけして下さったり、頼りにして下さったりということが一番の励みになっています。そしてそのお客様と「街を継いでくれる若い人たちがいてくれるといいわよね。」というふうなことでお話を終わりました。

二胡の調べ

土曜日の夜、茶房バティックさんの二胡と中国琵琶のライブに行ってきました。大きなリサイタルと違ってバティックさんのお座敷で目の前で演奏が聞けるのです。ライブに行く途中、バティックさんの前で二胡の調べが聴こえてきました。見上げるとお二階からでした。川沿いの秋の冷たい空気に少し哀愁のある音色がぴったりです。CDなんかでは聞いたことはあっても生演奏を聴くことなんてなかなか出来ません。前半は二胡のソロ、後半は中国琵琶が華を添えて二時間があっという間でした。秋の夜長を楽しませて頂きました。

模様替え

と言ってもあれこれ変えたわけではないのですが・・・連休中はいつもよりお時間に余裕があると思いまして、メーカーさんやデザイナーさんのご紹介コーナーです。今シーズンのカタログも置ています。というのもPASSOは日曜定休なのでお仕事の休み時間やお帰りに寄られたり、遠方からいらっしゃるかたも時間の制約のある中お出かけ下さることも多いのです。そうするともしかして伝えたいことも言葉が少なくなっているんじゃないかと思い、連休中だけでもゆっくりお買い物をしてお話できたらなとちょっとくつろげるコーナーをご用意してみました。この椅子、いつもあるんですけどなかなか座られるかたがいらっしゃらないのです。みなさん短い時間でお洋服さがしに一生懸命なんですよね。休み中お時間がございましたら座ってみてカタログなどゆっくりご覧になってみてください。

秋のお天気は気まぐれで

このところの気まぐれなお天気で皆さん何を着ていいかわからないというかたばかり。本当に晴れたかと思うとざっと雨が降って来たり。街のなかも夏物やら秋物やらいろんな格好の方がいらっしゃるのできっとみんな同じなんですね。こういう時は秋風に決めると先取りしているようでかっこいいかも!週末の寒さでニットのカーディガンを羽織ってご来店のお客様もいらっしゃいましたし、show windowでお勧めしているロングカーディガンも好評。いくらなんでもそれは早くない?と思いましたが寒がりの私も昨日のお出かけは綿シャツにカシミアのカーディガンで一日過ごしてしまいました。でも我慢して風邪をひくより暖かくしていたほうがいいですよね。

今度の連休は

今度の連休は定休日の日曜以外はいつも通り営業する予定です。いつも休み時間や仕事帰りにあわただしくお買い物されるかたも連休中は時間にも余裕があると思いますのでゆっくりお買い物出来るように店内をちょっと変えてみようかといろいろ考えています。

昨日から夕立のような通り雨と晴れ間の繰り返しで忙しいお天気で出かけるタイミングがむずかしい。今朝はザアッと降った後に虹を発見!途中で途切れていたけれど虹ってなんかハッピーな感じがするので朝からラッキーなんて思っていたのでした。しかし、その後出かける時には晴れていたのに目的地につくまでにまた雨!何がハッピーなんでしょう。みごとにずぶ濡れになってしまいました。それでも虹は好き。写真はセルジュ・トラヴァルの「虹」というタイトルがついた7連のリング。一つ一つに虹の7色の色の名前が刻まれているの。

秋冬もののご案内状

今年は秋の訪れが早いようです。お店の中もそろそろ初秋から本格的な秋物に変って来ました。秋冬のご案内もそろそろ着く頃だと思います。今回の葉書はホームページのトップの写真を使いました。実はお友達にモデルを頼み自分で写真を撮ってみました。デザインだけはちゃんとしたところに頼んでいるのですがいかがでしょうか?ちょっと粗い感じの写真もいいかなと思っていますが。撮影場所は市内のあるお店なんですけど、いつもお客様とのお話の中で「着て行くところがないとかおしゃれなお店がない」とかというお話を伺うことが多いのでもうちょっと身近にな所でもおしゃれを楽しんで頂きたいなあと思ってこういう形で作ってみました。意外とおしゃれなお店ってあるんですよ。これからもこんな感じでご案内状を作って行こうかと思っています。

秋の催し物

先日、友達から美術展のパンフレットが送られてきました。昨日の魁新聞でも紹介されていた「neoteny japan – ネオテニー ジャパン」という現代美術の展覧会がふるさと村の県立美術館で行われるというお知らせでした。バティックさんでも二胡と中国琵琶の演奏会が行われるようでそちらも気になっています。夏のイベントが終わり、秋になるとまた新しい催し物が目白押しです。昨年は「UNDER FOUR & YUKA」さんのジャズライブをご近所のお店さんたちと行いましたがメジャーで大掛かりな催し物と違って地元での催し物もかなり楽しめると思うのです。それに地元の主催の物でも巡回展や主催者さんの人脈でなかなか味わえない催し物をやっていたりするのでこういった情報は要チェックです。お客様とのお話のなかで「おしゃれしても出かけるところがない」とおっしゃるかたも多いのですけど近くにも楽しめるイベントがありますよ。展覧会などは一人でも出かけられるのでお出かけになってはいかがでしょうか?興味がないというものでも、新しいジャンルの本を読んだ時のように何か別の楽しみが湧いて来るかもしれません。

ゴーシュのシャツ

これは何かと言うとゴーシュの綿のシャツブラウスの脇の縫い目の裾の部分。ちゃんと力布がついています。毎シーズン、ゴーシュのシャツブラウスのシリーズは評判が良いのですが今シーズンも好調です。着心地の良い生地、適度にゆとりのあるデザイン、縫製も細かい縫い目や縫い代が織り伏せ縫いになっていたり、こういった力布もゴーシュさんと工場さんの丁寧な物作りが伝わってくるようです。先日のお客様も「いつも首の後ろのブランドネームのところがかゆくなっちゃうの。でもここのは首の後ろにネームが無いから大丈夫。」とお話されて帰られました。何より着て下さっているお客様がその良さを実感していらっしゃるので毎シーズン繰り返しお買い上げ下さるのだなと思うのです。販売している私もメーカーさんの良いところがお客様に伝わっていてうれしくなりました。