Monthly Archives: 5月 2006

考える

ワールドカップが開かれるのも近くなって特集番組が毎日放送されています。昨日見た番組でジーコ監督が「ピッチに入ったら選手一人一人が自分で考えてゲームをしなければいけない。」という話をしていました。「考える」ということは最近の私のキーワードのようになっていて、そもそも息子のスポ少の監督が同じ様な事を話していたのですが、「考える」ってスポーツだけではなくて日常いろんなことで「考えなきゃ」って思うのです。「考える」って私が思うのは、どうなって行くのか、どうなりたいのかっていうことをイメージして行くことに近い感覚なのです。たとえば、ロハスもロハスという合い言葉が出来るとまるでロハス産業のようになってしまい過剰に生産される製品が結局ゴミになってしまうような気がするのです。うかつに考えないでそれに乗ってはいけません。それ以前から地球や自分に優しい生活を考えていたかたは多いと思うのです。おしゃれもそうです。どんな女性になりたいかとか、どんな場所に着て行くのか、誰に会うのかなどを考えて着てみると自ずとスタイルが決まってくるものだと思います。それを一生懸命考えるのがおしゃれの楽しみ、それがTPOと言う社会的秩序につながって行くのではないでしょうか。今日会う人のこと、仕事のこと、休日をどう過ごそうか、そんなことを考えながらスタイルをイメージすればおしゃれするのも楽しくなりますね。

服の効用

先週は風邪をひいて突然三日も休んでしまい、その間ご来店して下さった方がいらっしゃったら本当にごめんなさい。普段、病気とは無縁の日々を送っているせいか、それともかなり手強い風邪だったのか三日間頭痛に胃痛、体のあちこちが痛くて立ち上がれませんでした。病院に行くのにも着替えることすら出来なくて、病院とは元気な人が行くところなのか?と失礼な思いが浮かんで来る始末。しかし、病院から帰っても着替えるどころではなく、寝間着起き間着、死闘の三日間でした。三日目の夜もまだしんどくて明日も休もうかと思ったりもしましたが、これ以上は休めません。これ以上休んでは寝付いてしまう。と次の日、きちんと着替えてみれば知らず知らずのうちに元気が出てくる。もともと、何かを始めようというときも格好から入るタイプの私にとって服の効用はかなり重要視しています。まあ格好倒れに終わることもしばしばありますが・・・最近見たニュースで主婦がそのまま外出出来るパジャマというのをやってました。外出というのはオーバーだとは思いますが、ゴミ出しや不意の宅配便にも対応出来るというもののようでした。でも、なんでも兼用ではだらだらした生活になってしまいそうでこわいなと思いました。

ダスターコート

衣類をほこりから防ぐ為のコート。ダスターコートなんていう言い方を今はあまりしない、今はスプリングコートっていうのかな。特に春先の風でちりやほこりの多いときに着用します。小さい頃、昔の洋画で女優さんが外出するシーンで薄手のコートをさらりと羽織って、手袋をして出かけるところがとても格好良く感じた。雨も降っていないのに出かけるシーンでは必ずだった。あれはきっとダスター。今年は黄砂が多くて車や窓を洗ってもまたすぐ白くなってしまい、加えて乾いた風できっと着ている服も知らないうちに汚れているんだと思う。大切にしたい服はコートで守ってあげよう。